2012年12月28日金曜日

CrunchBang をインストール

ノートPC (Dell Precision M90) が壊れた。
画面に点々・波線・しまが入るようになった。
どうも、グラフィックカードの故障のようだ。
仕方ないので、修理に出した。

昔のノートPC (Acer Aspire 5100) を出してきて、使うことにした。
最初は、Ubuntu 12.10 をインストールしたのだが、非力なマシンなので、少し重い。

軽量 linux でいいのはないかと探していたら、「CrunchBang」というディストリビューションを見つけた。

軽量 linux は他にもいろいろあるが、アプリの種類が少なかったり、日本語環境に問題があったりして、どうもこれだ!というのがない。そんな中で、CrunchBang は Debian がベースとなっており、これなら期待できると思い、インストールしてみた。

最初は、ライブCDの部屋にあった日本語バージョンをインストールしようとしたが、途中でエラーが出て、インストールできない。仕方ないので、本家のサイトからダウンロードしたものをインストール。インストール時に言語を日本語にすれば、日本語でインストールできるようだ。今度はうまくインストールできた。

さっそく、再起動。
しかし、エラーが発生。Xが起動しない。Xのエラーログを見ても原因がよく分からない。
どうも、ログイン画面を出そうとして、落ちている。日本語の問題ではないかと思い、言語を英語に変えて、再起動。今度は、うまくいった。しかし、英語では使いにくい。それに、ブラウザで、日本語のホームページを見ると、文字化けしている。

インストール後にやったこと

・日本語フォントと IBus をインストール

日本語フォントをインストール。あと、インプットメソッドもインストール。
そして、言語を日本語にして、再起動。

今度は、Xもちゃんと起動し、日本語になっている。ブラウザで日本語のホームページを見ても問題ない。よし、これでなんとか使える。

※フォントインストールは以下参照
http://moom6.blog2.fc2.com/blog-entry-43.html

・ブラウザを Iceweasel から Firefox へ

 ブラウザは標準で、Iceweasel になっている。しかもバージョンは10だったかな?かなり低い。気に入らないので、Iceweasel を削除し、Firefox をインストール。Firefox のホームページから .deb をダウンロードしてインストールした。

あと、Chrome と Opera もインストール。これは、apt でインストール。

・無線LANのパスワードを毎回聞いてくる

起動時に毎回、無線LANのパスワードを聞かれる。覚えてくれよ。以下で解決。
cd ~/.gnome2/keyrings
echo -n 'default' > default
mv デフォルト.keyring default.keyring

・動画視聴中に画面が暗くなる

長い動画を見ていると、画面が暗くなる。マウスを動かしてやると元に戻るが、これがうっとうしい。以下で解決。
/etc/rc.local に以下の行を追加
setterm -blank 0

解決!、と思いきや、直ってないじゃん。
xset s off
とやってもダメ。どうすればいいのだ?

・パネルの日付フォーマットを変更

画面右上の日付が、「16:07:23」で表示されるので、これを変える。
「12/28(金) 16:07」の書式で表示して欲しい。以下で解決。
~/.config/tint2rc を以下の用に変更
time1_format = %m/%d(%a) %H:%M

結論

これで、結構自分好みのいい環境になった。Ubuntu より断然軽い。CrunchBang 気に入った。Ubuntu から乗り換えようかと思うぐらいだ。

起動直後のシステム状態。
メモリは、修理中のPCから持ってきたので、本来は1G(うち128MがVGA)。
1Gのメモリでも、サクサク動く。



以下は参考にしたサイト。ありがとうございました。

http://sid-kyousou.blogspot.jp/2011/07/debian.html
http://d.hatena.ne.jp/piyocure/20100125/1264408773
http://bbs.archbang.org/viewtopic.php?id=2895

2012年12月22日土曜日

Ubuntu で Waiting for network configuration エラー

いつもこのエラーで悩む。
忘れないようにメモしておく。

エラー内容

VirtualBox 上の Ubuntu Server を Clone して別のマシンを作り起動する。
すると、「Waiting for network configuration ...」というエラーが出て、ネットワークにつながらない。

対処方法

/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules ファイルの ech0 の行を削除して ech1 を ech0 に変更する。



詳しい内容は、参考にしたサイトに載っている。


以下は、参考にしたサイト。ありがとうございました。

http://yasu-2.blogspot.jp/2008/11/vmwarecloneubuntu-804eth0.html

2012年12月21日金曜日

Android で Hello World

開発環境の構築ができたので、サンプルプログラムを作る。
画面に「Hello World」と表示するだけの、お約束アプリだ。

Eclipse を起動し、「File > New > Project...」を選択。

以下の画面が表示されるので、Android の Android Application Project を選択し、Next をクリック。


以下の画面で、アプリケーション名などを入力し、「Next >」をクリック。

Application Name: アプリケーション名。アプリケーション一覧で表示される。
Projcet Name: プロジェクト名。Eclipse での管理用。
Packege Name: パッケージ名。世界中の Android アプリケーションを区別するために付ける一意な識別子。通常は、ドメイン名を逆にしたもの+アプリケーション名とする。例:トヨタがカーレースというアプリを出したら → jp.co.toyota.carrace


以下の画面で、Create custom launcher icon のチェックを外し、「Next >」をクリック。


以下の画面で、BlankActivity を選択し、「Next >」をクリック。


以下の画面でアクティビティイ名などを入力し、「Next >」をクリック。


サポートライブラリがインストールされてないと怒られた。
「Install/Upgrade」を押す。


インストール後、「Finish」をクリック。


これで、Android のスケルトンが作られる。動かしてみる。
プロジェクト名を右クリックし、「Run As > Android Application」を選択。


エミュレータが起動し、Hello Android アプリケーションがインストールされ実行される。


1行もプログラムを書いてないのにここまでできる。
とりあえず、開発環境の動作確認はOK。

2012年12月18日火曜日

Ubuntu 12.10 で Android 開発環境を構築(続き)

前回に引き続き、Android 開発環境を構築。

1. Android SDK Manager で必要なツールをインストール


Eclipse を起動し、「Window > Android SDK Manager」を選択。


開発したいバージョンの Android をチェックし、「Install 3 packeges...」をクリック。

※今回は Android 2.2 (API 8) のみを選択。
(必要なものを必要なときに、ミニマム状態としておく)

※一番上の Tools はインストールされていた。
(ADT プラグインインストール後に、Eclipse を再起動するとき、インストールしますか?と尋ねられていたらしい)


「Accept All」を選択し、「Install」をクリック。

2. エミュレータを作成


Eclipse を起動し、「Window > Android Virtual Device Manager」を選択。


「New...」をクリック。


Create new Android Virtual Device (AVD) ダイアログが開くので、適当に入力し、「OK」をクリック。

今回は、以下のように入力した。
AVD Name : Android2.2
Device : 5.1" WVGA (480 x 800)
Target : Android 2.2 - API Level 8
残りは、デフォルトのまま


作成した AVD を起動してみる。
AVD Name が 「Android2.2」の行を選択し、「Start...」をクリック。

Launch Options ダイアログが表示されるが、何もさわらず、そのまま「Launch」をクリック。

ここでトイレへ。(起動にはそれくらい時間がかかる)


↑ようやく起動した。

3. エミュレータを日本語化する


↓エミュレータの設定画面を開き、「Language & Keybord」を選択。
設定画面は、画面下の電話アイコンと地球アイコンの間にある、四角が16個並んだ、アイコンをクリックし、Settings で開く。


↓Select language で日本語を選択。
Android keyboard のチェックを外す。
中国語?(谷歌~輸入法)のチェックを外す。


以上で、環境設定は終わり。

Eclipse の Windows > Android SDK Manager がない

前回に引き続き、Android の開発環境を構築中。

Eclispe の ADT プラグインまでインストールして、やれやれと思っていたが、Windows メニューに「Android SDK Manager」がない。


はて?
workspace を Eclipse4.2 の Windows から持ってきたせいか?
JDK7 を使っているせいか?
ubuntu 特有の何かか?

など、いろいろ考えたが原因が分からない。

今日、この問題の解決方法を見つけた。
ご丁寧に解説しているサイトがあり、大変助かった。

直し方

1. Eclipse を起動し、「Windows > Customize Perspective」を開く

2. Command Group Availavility タブを開き、「Android SDK and AVD Manager」にチェックを入れる



直った。

以下は、参考にしたサイト。ありがとうございました。

http://www.devlog.alt-area.org/?p=547

2012年12月15日土曜日

Ubuntu 12.10 で Android 開発環境を構築

Ubuntu 12.10 で Android 開発環境を作った。ときのメモ。

1. JDK (Java Development Kit) のインストール

JDK がソフトウエアセンターにあったり、 apt-get でインストールできると楽なのだが、そうはなっていない。

ということで、 Oracle のサイトより最新のJDKをダウンロード。
ちなみに、現時点(2012.12.14)での最新は、Java SE 7u10。

Android Developers の SYSTEM REQUIREMENTS には JDK6 と書いてある。
が、 JDK7 でも大丈夫そうなので、 JDK7 でやってみる。

ダウンロードしたファイルを解凍
tar -xvf jdk-7u10-linux-i586.tar.gz

解凍したファイルを移動
sudo mkdir /usr/lib/jvm ← 移動先フォルダが存在しなかったので作った
sudo mv ./jdk1.7.0_10 /usr/lib/jvm/jdk1.7.0

バージョン切り替えコマンドを追加
sudo update-alternatives --install "/usr/bin/java" "java" "/usr/lib/jvm/jdk1.7.0/bin/java" 1
sudo update-alternatives --install "/usr/bin/javac" "javac" "/usr/lib/jvm/jdk1.7.0/bin/javac" 1
sudo update-alternatives --install "/usr/bin/javaws" "javaws" "/usr/lib/jvm/jdk1.7.0/bin/javaws" 1

java のバージョンを切り替える
sudo update-alternatives --config java

参考にしたサイトでは上記のコマンドで Press enter to keep the current choice というメッセージが表示されるようだが、私の環境では、以下のメッセージが表示された。Java の環境が1つだけだったから?

There is only one alternative in link group java (providing /usr/bin/java): /usr/lib/jvm/jdk1.7.0/bin/java
設定は行いません。


ちゃんとインストールできたかをチェック
java -version

以下のように 1.7.0_10 と表示されたらOK
java version "1.7.0_10" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.7.0_10-b18)
Java HotSpot(TM) Server VM (build 23.6-b04, mixed mode)

同様に、javac と javaws も行う
sudo update-alternatives --config javac
sudo update-alternatives --config javaws

ついでに Firefox のプラグインにもインストール
sudo ln -s /usr/lib/jvm/jdk1.7.0/jre/lib/i386/libnpjp2.so /usr/lib/mozilla/plugins/

Firefox のプラグインがちゃんと設定できたかを以下のサイトでチェック
http://java.com/en/download/installed.jsp

2. Eclipse のインストール

Eclipse はソフトウエアセンターからインストール(楽ちん♪)

バージョン3.8.0がインストールされた。

3. Android SDK のインストール

http://developer.android.com/sdk/index.html よりダウンロード。
SDK tools only を選択。ちなみに現時点(2012.12.14)の最新バージョンは r21。

ダウンロードしたファイルを解凍
cd ./ダウンロード
-xvf android-sdk_r21-linux.tgz

解凍したファイルを移動
mv ./ダウンロード/android-sdk-linux/ ./Applications/android-sdk

※私の場合は、/home/user-name/Applications/android-sdk に置いた。
※Applications は Windows でいう Program Files みたいなもの。

4. Eclipse Plugin のインストール

Eclipse を起動し、「Help > Instal New Software...」を選択

Available Software ダイアログで「Add...」をクリック。

Add Repository ダイアログで
Name : 適当な名前(例:Android Development Tools)
Location : https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
と入力し、「OK」をクリック。


Available Software ダイアログで「Developer Tools」をチェックし、「Next」をクリック。


「I accept the terms of the license agreements」を選択し、「Finish」をクリック。


ガーン!、何かエラーが出た。


「Back」で戻って、一番下の「Contact all update sites during install to find required software」にチェックを入れて、再度「Next」をクリックしたら直った。


途中で、なんか警告がでた。
署名されてないコンテンツがあるがよろしいですか、という意味かな?
これは、無視して「OK」をクリック

しばらくするとインストールが終わり、Eclipse を再起動するダイアログが表示されるので、Eclipse を再起動。


再起動して、「Window > Preferences」を選択。
左サイドで Android を選択し、SDK Location をセット。

以上、で開発環境の構築は終わり。

以下は、参考にしたサイト。ありがとうございました。

http://developer.android.com/sdk/index.html
http://askubuntu.com/questions/55848/how-do-i-install-oracle-java-jdk-7
http://developer.android.com/sdk/installing/installing-adt.html